高度成長期が終わり約30年を経過しました。その間、地震や気候変化に伴う自然災害、笹子トンネル崩落事故を代表とする社会資本の老朽化、また、企業が社会に果たす役割も多様化してまいりました。我々、建設業を取り巻く環境は大きな変貌の渦中にあります。

地域建設業者も大きく変わらなければならない時期に直面しており、弊社においても例外ではありません。弊社においては、ICT施工への取組み、社会資本の点検業務への業務拡大、現場環境の整備等を実践しております。特にデジタルトランスフォーメーションの推進により業務の効率化、次世代へのノウハウ継承に試行錯誤している最中でもあります。

私自身は2022年4月より、代表職に就任いたしました。代表となっても技術屋としても、モノ創りに対する想いは全く変わっておりません。「未来に負債を残さず」この1点に限ります。我々は、日本の未来を守る最前線でありたい。 創業40年、地域に根差し多種多様なモノ作りに関わらせていただいてまいりました。コツコツと積み上げてきた信頼と実績は私たちの財産であります。しかしながら、「今」だけを見て業務を行っていく気はさらさらありません。「現状の課題解決」だけに満足するのでなく、「未来を守るモノ創り」をモットーに今後も取り組んでいきます。

これからも、お客様へ寄り添い、時には寄り添っていただき、ひとりでも多くのお客様の笑顔と出会えるよう、社員一同、皆様の想いに真摯に向き合ってまいります。
今後とも格別のご支援、ご愛好を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
 

大岡建設株式会社

代表取締役　大岡 龍治